奥さんの話をされて胸が苦しい。私の心の整理法

壊れた心を抱える女性のイメージ

「昨日、妻が作ったカレーがね...」

その言葉で、あなたの心は一瞬で冷たくなる。笑顔を作る。「そっか」って返事をする。でも、心の中は崖から落ちていくような感覚。

奥さんの話。彼女の料理の話。一緒に行った家族旅行の話。子どもの成長の話...そういった話をされるたびに、あなたは「ああ、この人の本当の人生はあっちなんだ」って思い知らされる。

つらい。けど、つらいって顔は見せられない。だから、笑う。聞く。そしてホテルの部屋の中で、一人になって泣く。

それの繰り返し。

彼の「奥さん」が、私の一番の敵だった

不倫の中で、一番つらかったのは、正直に言うと、彼のことじゃなかった。奥さんのことでした。

会ってから30分後。彼はいつも「妻から連絡が来た」って言った。対応しなきゃいけない。つまり...彼は私を置いて、彼女に帰る。当たり前だけど、その「当たり前」が、毎回毎回、心を抉る。

で、会えない日々が続く。その時に、彼は何をするのか。家族と時間を過ごす。妻とディナーに行く。子どもと公園に行く。クリスマスも、お正月も、誕生日も、全部。

私はと言えば...スマホの前で待ってる。彼からのメッセージを。その間、妻と子どもは彼の隣にいる。一番いい時間に。一番大事な瞬間に。

そしてね、一番つらかったのは、彼が妻の話をする時です。

「妻が最近、こんなことを言ってさ」「妻が新しい趣味を始めたんだ」「子どもが妻に似てきた」...その言葉ひとつひとつで、妻の実在性が増す。空気の透明度が上がるような感じ。

そうすると、自分が何なのか分からなくなる。ホテルの部屋の中の、架空の存在。相手の日常に現れない、影のような女。

その時期が、一番、心が壊れてました。奥さんの話をされるたびに、自分の価値が下がっていく感覚。居ても居なくても変わらないんじゃないか...そういう考えに支配されてた。

「聞き役」になることで、自分を失っていた

この心理状態、よく分析してみました。占い師の助けを借りて。

わかったのは、私が「聞き役」になりすぎていた、ってことです。彼は家庭の話をしてくる。私はそれを聞く。「へぇ」「そっか」「いいね」って。その中で、自分の気持ちは完全に後ろに隠す。

なぜなら、彼の家庭の話が出たら、それは「俺は妻を大事にしてる」というメッセージだから。その場で「あたしだって大事にしてほしい」と言ったら...相手は気分が悪くなる。だから、言わない。我慢する。

その「我慢」の習慣が、自分を蝕む。相手の話を聞くことは良いことじゃなく、「自分の気持ちを消す」という行為になってた。

で、その状態が続くと何が起きるか。自分と相手の境界線が曖昧になっていく。相手が喜ぶことが、自分の喜び。相手が悲しいことが、自分の悲しみ。要するに、自分がいなくなるんです。完全に。

「その話は聞かない」という決断

占い師は、こう言いました。

「奥さんの話が出た時、あなたは『聞きたくない』って言えばいい」

最初は、それは失礼だって思いました。相手の話を遮るなんて。でも、考えてみると...不倫の関係そのものが失礼なんだ。だったら、自分の心を守ることは、許されるべき権利だ。

だから、ある時から、やってみました。彼が妻の話をし始めた時に、「ごめん、その話は聞きたくない」って。

相手はビックリしました。今までずっと聞いてくれた人が、拒否した。でも、その後が大事だ。相手は理由を聞いてくれた。そして、「そっか、ごめん」と言ってくれた。

その一言で、何かが変わった。彼は、妻の話をしなくなった。代わりに、自分たちの時間を大事にしようとした。それでも、不倫の関係は変わらない。でも、その中での「自分の位置」は確かになった。

誰もが「奥さんの話」で苦しくなる理由

奥さんの話をされて胸が苦しいのは、あなたが弱いからじゃない。相手の家庭が現実だから。そして、あなたが相手にとって「一時的な存在」だから。

その現実は、変わらない。相手は絶対に、妻を優先させる。それは、既婚男性として、当然のことだ。

だからこそ、必要なのは「心の整理」です。相手を責めるんじゃなく、その現実の中で、自分の心をどう守るか。

方法は、複数あります。奥さんの話は「聞かない」と決める。もしくは、その話を聞いても「自分の人生には関係のない話」と捉える。もしくは、その現実をちゃんと見つめて、「このままでいいのか」って問い直す。

どれが正解かは、あなたの人生によって変わる。ただ、確実なのは、「何もしない」ってのが一番つらい、ってことです。耐えるだけは、心が壊れます。

相手の本心を見つめないと、先に進めない

ここだけの話なんだけど...彼から奥さんの話をされるたびに、私は「この人は、結局、妻の方が好きなんだ」って再認識してた。

だって、わざわざ不倫相手の前で妻の話をする。それって...相手に「あなたが一番」って感じさせたくないメッセージじゃない? 無意識のうちに。

だから、妻の話が出た時は、そこに「彼からのメッセージ」を見つめることが大事だと思った。そして、そのメッセージの意味を正しく理解すること。

ネットで「奥さんの話をされるのは嫌」って投稿すると、「それは彼が罪悪感を感じてるからじゃないか」みたいな意見が出る。でも、それは一般論。あなたの彼が、本当のところ、どう考えてるのかは、占い師でも見えません。推測だけ。

だからこそ、相手の行動と言葉から、本心を見つめる必要がある。その時に、相手の気持ちが「本当の気持ち」だと理解できたら、あなたも決断できるようになる。

あなたの「つらい」を誰かに聞いてもらう

奥さんの話をされるたびに、あなたの心が苦しくなる。それは、自然な感情です。

その感情を誰かに聞いてもらってください。相手の本心を見極めるために。そして、あなた自身の選択肢を明確にするために。

一人で、推測だけで、耐えるのはやめてください。それは、自分を壊す行為です。